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県産材を使った安心の健康住宅

村田工務店が県産材にこだわるのは、雪国の長野県で育った木材は粘りが強く、非常に良質な木材だからです。木が育った気候風土と同じ環境に家を建てることで頑丈な家になるのです。日本の山の木で家を建てると、山がほんの少し元気になります。日本の山の木で家を建てると、子ども達の未来をほんの少し守れるかもしれません。一人一人がほんの少し、山のこと、環境のことを考えることが、子どもたちの未来を守ることに繋がっています。

こだわり1「伝統工法」を使った匠の技

「伝統工法」とは?
伝統工法とは日本古来から歴史的に洗練され積み上げられて来た木造建築の、建築生産技術をいいます。古い社寺や民家に見られるような、木工技術による仕口(部材接合部の加工)と部材を組み合わせた方法がそれです。基本的には、補強金物には期待せず、すべて木などの自然の特性を活かして利用します。それらを担ってきたのが宮大工さんや棟梁たちです。伝統工法とは伝統的に受け継がれてきた匠のワザなのです。
渡りあご工法
構造材の縦方向と横方向が交差する接合部分で、互いの木材を噛み合わせる事で強度をだします。
長ほぞ込栓工法
長ほぞ込栓工法は主に柱を土台や構造材への接合に用いられます。柱の上下にあるほぞを土台・桁に差し込み、その接合に堅木(堅い木材)で作った栓を打ち込み柱が抜けない様にする工法です。
追いかけ大栓継ぎ、金輪継ぎ、しゃち継ぎ工法
主に構造材の桁類の継ぎ手で、材木と材木をつなぐ時などに使われ、複雑な加工をした継ぎ手に栓や楔(くさび)を打ち込む事で、互いの材木を引き寄せる事により、2本の材木が1本の材木と同じくらいの強度になります。

こだわり2 落とし板倉構法

落とし板倉構法
板倉講法とは、古くから日本に伝わる、木材を水平に積み重ねて壁面を造り上げていく校倉(あぜくら)づくりを基にした構法です。4寸角の柱や梁の溝に厚さ30mmの杉板を落していき壁を構成します。板倉構法ではこの落とし込んだ厚板が壁や屋根の下地だけではなく、そのまま化粧材(内装)として仕上げることができるので、無垢材に包まれた開放感と高い断熱性能のある空間が生まれます。
また木の粘り強い性質は耐震に効果を発揮し、調湿・断熱性もあるため高温多湿の日本の住環境にぴったりの素材なのです。自然の素材をそのまま活かしているので、心と身体に健康で安全な「森の中で深呼吸しているような心地よさ」を得ることができる住空間です。
特徴として、主に使用する県産木材は一般の木造住宅の2〜3倍です。しかし「板倉構法」は落とし込んだ厚板自体を内装として仕上げることができるので、大工職人の下地工事や、左官職人の内装工事を大幅に省略することができ、コストダウンが可能です。もちろんクロスや珪藻土の壁などの用途にあった施工も可能で、部屋の模様替えをする場合にも30mmの杉厚板が下地となる為、それにプラスターボードをビス止めするだけで下地をつくることができます。

こだわり3 フォレストボード

フォレストボードとは、ほとんどが産業廃棄物として処理されていた杉の樹皮を利用し、製造途中や使用時の環境や健康への負荷をできる限り少なくするという考え方でつくられた製品です。フォレストボードは繊維系の断熱材に比べ、吸放湿性があり、結露しにくく、シロアリや腐れにも強いのです。
また、今まで、断熱材というと、グラスウールや発泡スチロールといった化学系の素材がほとんどでした。そのために、ほんとうに『自然素材で家づくりをしたい』という人や、『 化学物質過敏症などの人 』にとっては、断熱材を使った断熱を考えることがむずかしかったのです。この杉樹皮を利用したボードの原料は、杉樹皮と杉の端材からとったバージンパルプ、そしてとうもろこしからつくったコーンスターチ糊のみでできています。もちろん自然素材ですから、住まい手の健康面でも安心して使ってもらえますし、将来的に家を解体することになっても、杉樹皮断熱材ならば、廃棄しても 害はありませんし、土に還すこともできるのです。

こだわり4 お施主様へ

ずっと安心して住める家
私たち村田工務店は、建築後のアフター体制を重要視しております。住宅は、建てた段階で終わりではなく、『 建ててからが本当の始まり 』 と考えております。『 ずっと安心して住める住宅 』 言葉にしてしまえば一言ですが、実現するためには、数限りない努力と、まめなメンテナンスが必要です。村田工務店は、長野の地域密着型工務店として、アフターサービスについても、真剣に考え、建築後もお施主様に頼りにしていただける工務店を目指し日々努力して参ります。